特に男性はホルモンの影響でヒゲを始めとして体毛が濃くなりがちなので、脱毛したいと思うのも自然なことといえるでしょう。
そんな男性のニーズに応じて脱毛を専門とするメンズクリニックも設立されるようになりました。
そして男性の脱毛には主にレーザー脱毛という手法が用いられます。
今回はレーザー脱毛の仕組みと脱毛によるメリットないしデメリットについてみていきましょう。
レーザー脱毛の仕組み
体毛は根元に毛乳頭という細胞があり、その周囲を毛母細胞というものが覆っているという構造をしています。
毛乳頭は司令塔となり毛母細胞へ分裂するよう命令し、その命令を受けた毛母細胞が細胞分裂を繰り返すことで目に見える体毛となるのです。
では脱毛するにはどうすれば良いかというと、この司令塔である毛乳頭の機能を停止させれば良いといえるでしょう。
レーザー脱毛は体表に出ている毛へ強力な光を照射し熱を溜め、その熱を毛乳頭へと伝えることで焼ききるという脱毛方法になります。
そうなると皮膚にもダメージを与えてしまうようなイメージをしてしまうものですがその心配は要りません。
あくまでターゲットは毛のメラニン色素であり、毛に含まれているメラニン色素は熱を溜める性質を備えていますが皮膚に含まれているメラニン色素は熱を溜めないからです。
なお、レーザーの正体は特定の波長をもつ光であり、何か特別で危険なものというわけではありません。
ではどのような光を使っているのかというと、主に可視光線と、それより波長の長い赤外線です。
光は波長が短いほど人体に強い影響を与えるものなのですが、レーザー脱毛に使われる光にはそういった短波のものは使われないので心配する必要はありません。
また、レーザーは媒質(ルビーやアレキサンドライトなど)と励起用のエネルギー(フラッシュライトなど)それから全反射鏡と半反射鏡から作られます。
流れとしてはフラッシュライトなどを媒質となるものへ照射すると、電子が励起状態になり、全反射鏡と半反射鏡の中で反射を繰り返しながらエネルギーの増幅を起こすのです。
そして一定のレベルに達した光は
半反射鏡から外へ出て視認できるレーザーとして放出される形になります。
簡単にまとめると「光のエネルギーを増幅させて放出する」というわけです。
脱毛によるメリットとデメリット
脱毛にはメリットもありますがもちろんデメリットも存在します。
これらの点をよく吟味しておくことは重要な事です。
最も大きなメリットとしては「毛がなくなる」ことでしょう。
ただこれは逆にいえば「もう毛がはえない」ということでもあり、毛を伸ばすことができなくなるということでもあります。
もし後々になって「ヒゲを伸ばしてみたい」と思ったとしても脱毛した後ではもう生やすことは難しいでしょう。
脱毛というものは不可逆なものであり、一度やってしまったら後戻りはできません。
それから脇の脱毛をするとスッキリするものなのですが、人によっては脇汗に悩まされることになるかもしれません。
腋毛には脇汗を食い止めるという役割もあるので、これが無くなった事で脇汗が流れっぱなしになってしまうのです。
特に汗の量が多い方は腋毛を完全に無くすのではなく、毛の量を少なくする程度にしておいた方が良いかもしれません。
また大きなデメリットとして毛嚢炎ができてしまう場合があります。
毛嚢炎とはレーザー脱毛によって熱を溜めた毛穴が損傷し、炎症を起こしてしまう症状です。
もちろんクリニックでもアフターケアをしてくれるため対策は行っていますが、症状が悪化したらクリニックへ相談するようにしましょう。
知識を身につけて脱毛に挑もう
レーザー脱毛の仕組みと脱毛のメリットやデメリットについてみてきました。
これまで脱毛の世界に足を踏み入れたことがない場合は分からないことだらけで不安に思うかもしれません。
ですが1つ1つみていけば難しいものではないのです。
きちんとした知識を身につければ納得して脱毛処理を受ける事ができるようになります。
気持ちよく脱毛するためにも分からないことは調べてしまいましょう。
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